豆知識NO.11ペットフードの選び方
ペットフードの選び方
愛犬・愛猫のフードを選ぶ際どんなポイントで選んで
いますか?
安いから?たくさん入っているから?パッケージの写真が美味しそうだから?テレビCMで見たから?
絶対に見て欲しいのは、原材料です!
私たちは、人間が食べるものは気にすることが多いと思いますが、ペットフードの原材料はあまり気にしていないのではないでしょうか?
日本のメーカーだから安心と思っていませんか?
正直、日本ではペットフードは「食品」扱いではありません。
「雑貨」扱いなんです。
動物が食べるものは食品ではないなんてちょっと不思議です(゜o゜)
一度、日本のメーカーと外国のメーカーを比べてみると良いかもしれません。
原材料を見るポイント
まず見て欲しいのは、「肉」の種類。
前回書いた ミール肉、肉副産物に要注意です!
その他、添加物・保存料・着色料・酸化防止剤・保湿剤・栄養素なども入っています。
いくつか説明します。
・ソルビン酸カリウム
細菌やカビの発生、増殖を抑える。
腐敗防止として多くの食品に使われる保存料。
・赤102、青2、黄4、黄5
食用タール色素の添加物で合成着色料の一種。
北欧では、アレルギーが起こるため人間への食用使用が禁止されています。
日本では、いまだ11種類が食用使用が認められています(;゚Д゚)
その他、人間には使用禁止なのに犬猫用ペットフードには使用が認められている添加物もあります。
おかしいですよね(゜o゜)
穀類が使用されているか?
あともうひとつのポイントは、穀類が使用されているかどうかです。
わんちゃんは、穀類が苦手です。
トウモロコシは消化が悪いですし、小麦や小麦粉はアレルギーの発症が多い成分です。
コーングルテンミールやコーンスターチも避けた方がいいでしょう。
出来れば、グレインフリーと呼ばれる穀類不使用のフードをおすすめします!
身体を痒がる、目やにがひどい、目やにやけがひどいなどの症状がある場合はアレルギーかもしれません。
その他、ハムスターやうさぎさんなんかのフードも、よくみて選んでもらいたいと思います。
なんだか、赤や緑でニンジンや野菜が入っていて美味しそうに見えて買ってしまいがちですが、ほとんどは着色料
で色付けされています。
しかもそのフードは安い…
やはり、添加物不使用のフードは、見た目は茶色で美味しくなさそう…?でも、値段は高い…
あなたはどちらを選びますか?
お客様のわんちゃんで、少し腎臓が悪い子がいます。
その子専用のフードを作ってもらい与えてみましたが、美味しくなくてそのフードだけでは全く食べません。
少しでも長生きしてほしい、身体にいいものを食べさせたい。
という気持ちはよくわかります。
しかし、食べることが大好きなわんちゃんに、美味しくない食べないごはんを与え続けることは、わんちゃんにとって
幸せでしょうか?
その子は、そのごはんにちょっと美味しいごはんも混ぜると食べてくれるようになりました(*’▽’)
正直、何が正解なのかはわかりませんが選ぶのは飼い主さんです。
どこの動物病院も、あるメーカーばかりをすすめてきます。
本当にそれがいいのかも疑問です。
出来れば、いろいろ試してあげるのが理想だと私は思います。
愛犬・愛猫ちゃんと毎日楽しく過ごせて、お互いが癒される関係が私はいいな♪と思っています。
読んでいただきありがとうございます。