豆知識NO.6猫にアロマテラピーは危険!

猫にアロマテラピーは危険なことは意外と知られて

いません。

人間に使ったつもりでも、猫ちゃんが同じお部屋に

いればもちろん猫ちゃんも影響を受けてしまいます。

報告として

・猫が精油をなめて死亡した

・毎日部屋でアロマオイルをたいていたら猫の肝臓の

数値が高くなった。

・飼っているインコが急死した

などがあります。

なぜ、危険なのか

猫は生きていくのに植物を必要としない完全肉食動物です。

そのため体内に植物を消化したり分解したりする機能がほぼありません。

アロマの精油は植物からできていますので、消化・分解できないのです。

身体に取り入れてしまうと、代謝できず体内にとどまり続けて中毒をおこすことがあるのです。

同じ完全肉食動物のフェレットも同様です。

猫は「モルテルペン炭化水素類」に敏感に反応します。

特に柑橘類に入っていてレモン・オレンジ・グレープフルーツ・ベルガモットは危険です。

その他フェノール類とケトン類にも敏感です。

・フェノール類(香り成分) 

オレガノ、クローブ、シナモン、タイム、バジル

・ケトン類(香り成分)

カンファー、セージ、ヒソップ、スペアミント、キャラウエイ

特に危険なオイルはティートリー

ティートリーは、家畜やペット用のノミ除けやシャンプーなどにも含まれています。

それらを猫に使用するとさまざまな副作用があらわれます。

死に至る場合もあります。

くれぐれも注意してくださいね。

それから、原因の一つとして猫は人間より皮膚が薄いのでオイルを取り込みやすいのです。

人間も猫も皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の三層構造になっています。

そのうちの表皮には、異物や菌などの侵入を防ぐという機能がありますが猫の表皮は人間の半分以下しかありません。

ですので、ほんの少しの成分でも猫は体内に吸収してしまいやすいのです。

猫にアロマテラピーは厳禁です。

安全と証明されている精油・アロマオイルはありません。

どうしても人間用として使いたい場合は、猫ちゃんが入ってこないお部屋やお風呂などで楽しんでくださいね。 

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