NO.34 コロナと猫の分離不安症
最近、シッターに行きますとかなり分離不安症の子がいます。
飼い主さんと離れるのが不安ななのです。
意外にもワンちゃんより圧倒的に猫ちゃんが多いです。
コロナ禍でずっと人間と一緒にいることが当たり前になってしまったためです。
猫なんてお家にいれば安心なんじゃない?ほとんど寝ているのだから・・・と思われる人も多いかと思いますが、いやいや猫ちゃんは寂しくて仕方ないのです。
しっかりと飼い主さんのことを観察しています。
いることで安心しているのです。
シッターに行くと・・・
1泊目・・・元気です。飼い主さん帰ってくるの当然と思っています。・・・楽しくおもちゃで遊びます。
2泊目・・・あれ?誰も帰ってこないぞ。ごはんくれる人は来るのにな・・・気を紛らわすためにおもちゃで遊びます。
3泊目・・・帰ってこない…寂しい・・・どうして帰ってこないの?・・・おもちゃで少しだけ遊ぶけど元気がありません。
今年はコロナの少し落ち着いてきて外出される方が増えてご依頼もたくさんいただいています。
2年ぶり、3年ぶりもお客様もいらっしゃいます。
すごいのは、猫ちゃんたち私のことを覚えています(*’▽’)
嬉しいですね。
しかし、シッターに行ってだんだんと元気がなくなっていく子を見るのはつらいです。
単独飼いの方がもちろんその傾向があります。
多頭飼いで仲が良い場合は少し平気です。
写真を撮ると良くわかります。
3日目の猫ちゃんのお顔は、しょんぼりしていて瞳の輝きがありません。
ですので、私としては猫ちゃんのお留守番は3泊が限度だと思います。
ひどいとごはんも食べない、トイレもしない子もいます・・・
命の危険を感じた場合には、家に連れて帰ります。
ですので、普段お留守番をあまりさせていない子に関しては、お出かけする前からお留守番の時間を意図的に長くしてお留守番の時間を長くして慣らしていただきたいと思います。
猫ちゃんのストレスを少しでも減らすために・・・
ただ、シッターとしてはですね、お客様がご旅行を楽しまれているのに猫ちゃんが寂しくてしょうがないようです。と報告して
猫ちゃんが心配で旅行が楽しめなくなるのもよくないなという思いもあります。
ですので、1日の中のたった40分~1時間ですが全力で遊んでいます。
よっぽどの時は、ご報告いたしますが・・・
猫ちゃんは思っている以上に繊細です。
シッターに行くと私がよく怒られます。
ニャーニャー文句を言って少し凶暴になりとびかかってくる子もいます( ̄▽ ̄)
イライラして咬みついたり猫パンチしてくる子もいます・・・
もし!猫ちゃんが喋れたらきっと飼い主さんもたくさん文句を言われますよ(;^ω^)
お出かけする際にペットシッターを依頼するのであれば、是非お留守番の練習をお願いいたしますm(__)m