NO.27私流、猫と仲良くなる方法

kitten lying on surface
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ここ最近、保護猫ちゃんのお世話をすることが増えています。

打ち合わせでお邪魔すると一瞬姿を見かけても、耳を倒して体勢を低くして素早く逃げていきます(-_-;)

その後は帰るまで姿を一切現わさないことが多いです。

仕方がないんですけどね。飼い主さんに慣れるのも1年ぐらいかかることもありますから。

打ち合わせに行った時は、飼い主様にどんな性格でどんなおもちゃが好きで、どんなおやつが好きか詳しく聞いて次シッターに来るときにどんな

対応をするといいかを考えます。(俄然、どう手なづけようかとやる気がわきます! 笑)

まあ、基本猫のシッターは猫に触れなくても、姿が見えなくてもシッターは可能なんですけどね。

ごはんあげて、トイレ掃除をしてお水をあげればいいのですから。(でも、私は触れ合いたい♡)

ペットシッターを3年やっていますが、人見知り猫ちゃんも大体の猫ちゃんが2~5回で慣れてくれます(*’▽’)

はじめは、「誰だ、こいつ!」という目で見られ、「シャー」と言われたり、うなられたり、下手に手を出すと猫パンチが飛んできます。

もちろん、おやつ(ちゅーる)もおもちゃも見向きもしません。

で、私流の仲良くなり方をはじめます( ̄▽ ̄)

入室してとりあえず名前を読んだりして、声かけをします。

→これは声を覚えてもらうためです。

 彼ら(彼女ら)は良く聞いています。耳がとても良いのです。

 高めの声が安心するので、声は高めで。

つぎに、猫が見えていても見えていなくても、作業をたんたんとこなします。

→作業しながらも声かけします。とにかく声を覚えてもらいます。

 彼ら(彼女ら)は良く見ています。必ずどこかで見ています。

 「こいつは、何をする人なんだ?」黙って見ています。

 ごはんをくれる人、トイレ掃除をする人~危害がない人と猫に理解してもらいます。

おやつとおもちゃで勝負

①おやつ(ちゅーる)大好き猫ちゃんの場合

 「食べたい!」⇔ 「でも、知らない人からはもらいたくない」で葛藤しています。

その姿表情が何とも言えず可愛いです♡(笑)

でも結局、食いしん坊猫ちゃんは「食べたい!」が勝ち私の手からちゅーるを食べてしまいます。

こうなると、私の勝ちです!

②おもちゃ大好き猫ちゃんの場合

 これは高齢の猫ちゃんには効果がない場合もありますが、若い猫ちゃんには効果大!!

「おもちゃで遊びたい!」⇔ 「でも、知らない人だから遊びたくない」で葛藤となります。

しかしながら、ついついおもちゃに手が出てしまいます。

だけど、私の顔を見て「ハッ」(゚Д゚;)として逃げていきます。

でも、結局おもちゃの誘惑に負けてしまい遊んでしまいます。

こうなると私の勝ちです。

はじめはダメでも、何回かシッターにいくと必ず猫との距離は縮まります(≧▽≦)

この人は~

 ・ごはんをくれる人

 ・掃除をしてくれる人

 ・おやつをくれる人

 ・お水をくれる人

 ・おもちゃで遊んでくれる人

この5つを猫ちゃんの頭脳にインプットさせてしまいます(笑)

猫は記憶力が良く、頭が良いのですぐに覚えてくれます。

安心・安全を植え付けて信頼してもらい、だんだんと仲良くなっていきます。

懐いてくれた時の醍醐味はなんともいえませんね(*’▽’)

距離がだんだん近づいてスリスリしたり、ゴロゴロ言ったりお返事してくれたり・・・

しかし、ホントに数ヶ月に1回とか行く頻度が少ないとなかなか懐いてくれません。

それから、猫にもトラウマ」があり小さい頃に男の人にいじめられてイヤな目にあった子はずっと男の人が嫌いだったり苦手だったりします。

子供にいじめられた子は、ずっと子供が嫌いだし子供の甲高い声も嫌いです。

人間のエゴによって、猫ちゃんの性格も左右されてしまうのです。

それは人間にも言えることですね。悲しいことです。

余談

犬の場合なんですが、洋犬ですと性格が温和で人懐こい子が多いのですが、いわゆる日本犬(柴犬、紀州犬、秋田犬、甲斐犬など)は飼い主には

従順なのですがそれ以外の人にはあまり懐きません。

なので、日本犬に限っては必ずお試しシッターをします。

そうしないと、シッター当日に犬が1歩も歩かない、咬みつかれるなどのトラブルがおきてしまいます。

飼い主がいると良い子だったり、反対に飼い主を守るために威嚇してきたりします。

甲斐犬に関しては「一代一主」といって、自分が主人と認めた人にだけにしか忠誠心を示さないということが多いそうです。

私のクライアントに甲斐犬がいるのですが、最初の2回は威嚇され、3回目は散歩には行ったものの30分ぐらい座り込みして帰ってくれません

でした(T_T)

でも、4回目からは認めてくれてシッターに行くと大喜びで尻尾も振るし、座り込みもしないで帰ってくれるようになりました。

柴犬も3件ほどお断りしています。

日本犬をこれから飼おうと思っている方で、ペットシッターやペットホテルに預けることがありそうな方は、しっかり犬の社会化をすることを

おすすめします。

※犬の社会化とは、いろんな人、物、音などに子供の時から慣らすことをいいます。

長文になりましたね( ̄▽ ̄)

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